第20回日本臨床腫瘍学会学術集会
会長企画シンポジウム『経済毒性の現状と今後』
第20回日本臨床腫瘍学会学術集会[2023年3月16日-18日福岡]の会長企画として、シンポジウム『経済毒性の現状と今後』を開催しました。
座長は、愛知県がんセンター副院長である 室 圭 氏 と一般社団法人 仕事と治療の両立支援ネット-ブリッジ 服部 文 氏 にお願いしました。各専門家より、経済毒性の研究の現状、測定方法や患者体験などをご発表いただき、総合討論ではその解決策などについて闊達な議論が行われました。
医療者における「経済毒性(financial toxicity)」の認知度はまだまだ低く、このシンポジウムを通じた啓発活動が経済毒性の解決の第一歩になったと確信しています。
■第20回日本臨床腫瘍学会学術集会 / JSMO2023
会長企画シンポジウム『経済毒性の現状と今後』
2023年 3月 16日(木)10:10~11:40
第1会場(マリンメッセ福岡A館1階 多目的展示室)
<司 会>
室 圭 (愛知県がんセンター 薬物療法部)
服部 文(一般社団法人 仕事と治療の両立支援ネット-ブリッジ)
PSY1-1「経済毒性啓発プロジェクト(FT-01)」
本多 和典(愛知県がんセンター 薬物療法部)
PSY1-2「がん治療薬の費用対効果評価・価値評価-いのちとオカネ?いのちかオカネ?-」 五十嵐 中(横浜市立大学医学群健康社会医学ユニット)
PSY1-3「Financial Toxicity of Cancer Treatment: From Measurement to Solutions」
Bishal Gyawali(Queen's University)
ディスカッサント:
梶本 裕介(東京大学大学院薬学系研究科)
白土 博樹(北海道大学大学院医学研究院 医理工学グローバルセンター)
古賀 真美(NPO法人キャンサーネットジャパン)